介護現場では介護士だけでなく看護職員をはじめたくさんの職種の人が働いています。そのため介護現場は職種を越えた職員同士の協力が非常に大切です。そのことに関してはこちらのサイト(http://teamworkkaigo.net)を読めばよくわかるでしょう。

しかしその一方で職員同士の人間関係が問題となることも少なくありません。上司や先輩などと意見が合わないことで悩んでしまうことも多いです。その上人事異動を定期的に行っている介護施設はそう多くはありません。そのため一度人間関係が崩れてしまうと自分か相手が辞めるまで続いてしまう可能性があるのです。

介護の仕事をする上で同僚は大事なポイントです。その関係が崩れることは仕事を続けられなくなるかもしれません。そこで気をつけたいのは距離感です。同僚となると一緒にいることが多く、距離が近づくこともあるでしょう。しかしある程度距離をとっておかないと仕事がしにくくなることもあるのです。一緒に働く同僚だからこそ、適度に距離を保ちましょう。近くなりすぎてトラブルになるということも少なくありません。

他には入居者との人間関係も問題になることがあります。介護士からすれば入居者はお客さんですが、入居者からしたら側にいてくれる介護士に対して親近感を抱き、色々なことをしてくれることがあります。その好意を受け取らないと関係がぎくしゃくすることもあるのです。改善案としては入居者の話をできる限り受け取ることでしょう。ただ、上司や同僚には全て報告することが大事になります。何かあったときにトラブルに巻き込まれる可能性があるからです。入居者がしてくれることが施設の規則を守っているとは限らないのです。人間関係を維持しながら上手く仕事をするためには、第三者の意見を聞きながら進めることが大切でしょう。